社会人出身の大学教員(社会科学系) 萬日記

このブログは、社会人経験10年後に大学教員(関東中堅私大)になった36歳おっさんの日常の雑感を綴ったものです。

研究日について

 どうもこんにちは。本日はさすがに休日をいただき、自宅で仕事に励んでいます。

仕事と言っても、大学教員の仕事はほぼほぼ自分の研究と関連するものなので、企業勤めの時とはテンションに大きな違いがありますね。

   さて、日記なので出来れば一日1記事を投稿することを目標にしていきたいと思います、本日のテーマは、「研究日」についてです。

  この研究日というシステムは、大学教員くらいだと思うので、ご存知無い方もいらっしゃっるかも知れません。簡単に言うと、週1日もしくは2日は、出勤していることにしますが、授業もなく大学に出校する必要もなく自身の研究する時間にあてて良いですよ。と言うシステムです。

   読者の方が大学に通っていた時に、先生は今日研究日だから大学に来ていないと事務職員の方に言われたことがあるかもしれませんね。

  この研究日は、大学や職位によって微妙に変わりますが、どの大学教員もあると思います。大学教員は、週4日勤務で羨ましいと皮肉を言われる所以とも言われます。

   たまにですが、ブラック系私立大学(偏差値問わず)では、「土曜日を研究日とします」として、平日週5で出勤を求めるところがありますけどね。(そういう所は、だいたい教員の出勤カードがあったりして、教員の出勤記録を取っています)

 そんな研究日ですが、若手教員の多くは、他大学や他専門学校で非常勤講師のバイトをしているのではないでしょうか。(社会科学系に限るですが) そして、収入が安定している教授さん方は、単発のおしゃべり仕事(講演や研修講師など)や書籍の執筆・監修などをされているイメージです。

 もちろん、大学の研究室で仕事や研究をされていらっしゃっる先生も多くいると思いますが。(私は、大学にいると雨あられのごとく想定内外の角度から雑務が降ってくるので、絶対出校しませんが。)

  また、私のような任期付きの若手教員は、他大学での非常勤講師をきっかけに次の職場(願わくば、任期なし)のご縁を探していらっしゃっるのではないでしょうか。。

 私も着任の2年目である去年から、大学と専門学校に非常勤講師に出ています。

 非常勤講師先で、所属大学の学生さんの質の違いには新鮮な気持ちになりますね〜。

  非常勤講師の詳しいお話は、またの機会にしたいと思います。