社会人出身の大学教員(社会科学系) 萬日記

このブログは、社会人経験10年後に大学教員(関東中堅私大)になった36歳おっさんの日常の雑感を綴ったものです。

研究室について

 おはようございます。今年の担当授業が冬休みに入り、つかの間の平穏を自室(研究室)で味わっております。

 年末年始は、大学に出校する先生方も少ないので音楽を流しながら大掃除に勤しんでいます。

 私のような大学教員における末端構成員(しかも任期付き)には、当然、個室研究室ではなく、助教4人の共同研究室が与えられています。(パーテーションで区切られており、半個室状態ですが狭くはないので快適です)

 本学は、助教もゼミ(卒論を担当する学生が5〜6人)を持つので、学生にとっては少し可哀想な気はしますが、イメージとしては、合同就職説明会の企業ブース(全体で6畳くらい)に似ていると思います。

  私のような共同研究室住まいの大学教員にとって、個室研究室は憧れであり、自分が大学教員になったことを実感できる分かりやすいツールだと思います。

  先生によって研究室の雰囲気は全然違いますし、その先生のカラーが出ますよね〜。

私も個室研究室が持てる教員に早くなりたいものです。

 

教員の任期について

おはようございます。本日は、1日他大学での非常勤講師の日でございます。

 だいたい授業開始の1時間前には、到着するようにしておりますので、非常勤講師室からこのブログを書いております。

  今日のお話は、大学教員の任期についてです。このブログを読んでいただいている方の中には、私が経験したように社会人から大学教員への道を模索されていらっしゃっる方もいると思います。

   そんな社会人出身の教員志願者の道の最初の関所と言いますか、踏み絵的なものに「教員の任期」があります。

  社会科学系だけではないのですが、最近の教員公募情勢を見ると若手教員(いわゆる助手、助教クラス)の任期ありは、ほぼ当然で分野によっては講師、准教授クラスの公募でも任期ありが多く出されるようになりました。

   大学側の理屈では、研究者の活発な研究を促すことによる大学教員の質の向上を目指すという建前的な言い分(任期を設けることによって、コンスタントに研究業績を出してください的な)だと思いますが、本音はやばい教員(いろんな意味で)が永住してがん化しないような環境を作るためというのがあると思います。

  例を挙げると、研究をしない、論文等を出さない、毎年同じ内容の授業しかしないは序の口で、授業以外は全く大学にいない(外の仕事ばかりしている)、学生対応が基本何らかのハラスメントになっている(自覚、無自覚問わず)、他教員の足を引っ張るなど、挙げればきりがないくらいです。

  大学側は、上記のようながん化が起こるのは、基本は首にならないという任期なしの雇用契約にあると考えるからです。(一概には言えないですが、うちの大学でもそんな教員が多いです。というかそんな教員しかいないような、、、いや失礼しました。撤回します。素晴らしい先生しかいないです!)

   そして、このような大学教員に任期をつけるという流れは、社会人から教員を目指す人にとっては、非常にハイリスクであると言えます。

  安定した会社員の地位を捨て、大学教員(任期あり)になったはいいが、任期満了後の次がない。なんて笑えない状況が高確率で起こりうるからです。

  ただでさえ、社会人出身の教員は大学院からの純粋培養の教員と比べて、研究業績が少ない傾向にありますし、教育歴も少なくなりますので、2回目の公募戦線では圧倒的に不利な立場になる恐れがあります。

  2回目に公募戦線では、社会人出身というアピールポイントも薄れ純粋培養教員と同じスタートラインで戦わなければならないので、当然、戦いに数多破れ、条件の良くない公募(短い任期の再任なしなど)に流れて行かなければ生きていけないと言った感じです。

    実際、私も任期あり教員なので、明日は我が身ですし、そうやって大学や専門学校の非常勤講師をいくつもやって何とか食いつないでいる先輩方も多くいます。そして、毎年若い世代が台頭してくるので、スタート地点の年齢が高くなりがちな社会人出身者には、非常にハイリスクであることがお分かり頂けると思います。

 自分だけの金看板(全国レベルの組織出身やキャリア官僚等の経験者、学会賞受賞レベルの研究業績やその業界の現場第一人者的な経験)があれば、話は別ですが、現実は厳しいですね。

   今日は朝からテンションを自分自信で下げるという愚行を犯してしまいましたのでこのあたりで終わりたいと思います。

  大学教員(特に社会人出身)は実力とそれ以上の運が必要ですねと言うお話でした。

   

  

大学教員の職位の違いについて

 こんにちは。年末に差し掛かり、私の担当する授業もようやく一時休戦(短い冬休み)になりました。

 世の大学生さんたちにとっては、青春真っ只中の数週間になると思います。今朝もゼミ生が、朝からクリスマスデートの計画を楽しそうに立てているのをみて、なぜかしみじみ年を取ったなぁと感慨深い気持ちになりました。

 そんな青春のお話ではなく、本日は大学教員の職位の違いについて書いていきたいと思います。私自身の実体験でもよくあることなのですが、様々な場面で自己紹介をする際に、「大学教員=教授」というイメージがあるのか、その他の職位(私の場合は助教と)であることを伝えても、なかなかピンと来ない方が多くいらっしゃると思います。

 特に「助教」は比較的新しくできた職位であるので、「助手」もしくは「助教授」とイコールであると捉えられて、しまうことが多々あります。

 大学教員の職位については、このブログでも簡単にお話しましたが、社会学科系に限れば、

 助手

(ほぼこの職位を残している大学はないと思いますが。)

 ↓

 助教

(制度改変前の「助手」にあたる職位で、違いは単独で授業が持てるかだったと記憶しています。)

 ↓

 講師

(大学の中には、「講師」という職位を置かず、「助教」からいきなり「准教授」になることがあります。)

 ↓

 准教授

(制度改変前の「助教授」にあたる職位で、「教授」の管理下にある職位ではないといった違いだったと思います。)

 ↓

 教授

 になっていると思います。ほとんどの大学教員は、「助手」もしくは「助教」からスタートし、研鑽を積みながら「教授」にステップアップしていくことになります。

(このキャリアパスと並行して「特任〇〇」というのがありますが、これには後日触れていきたいと思います)

 本日、ここで私が読者の皆さんにお伝えしたいことは、大学教員はその職位の違いによって、全く人種(表現が過激ですみません)が異なり、待遇も違うのですよ~ということです。

 とくに、ベテラン(50代以降の先生方)の先生方には、「助手」「助教」を大学教員とは思っていないのでは?というスタンスの方が多くいると思います。(自分の所属大学だけではないと信じたい。)

 社会科学系の大学でさえ、「助手」「助教」と「教授」の間には、天と地ほどの格差があるので、自然科学系のそれは「下僕」と「神」くらいの差があると個人的には思っています。

(よく、大学の同級生であり自然科学系の大学教員からそのようなお話を聞きます。)

 具体的な格差の例を挙げると、給与面等の待遇面(「助手」「助教」はほとんど、任期ありですし。)もそうですが、各種委員会等を含めた事務仕事の量(何より質も)、教授会(一応、社会科学系の教授会は全教員が参加できるのが通常だと思います)での立場などなど、涙なしには語れないものばかりです。

 よく、「助手」「助教」は芸人における下積みであり、相撲でいうと十両以下という位置づけあることを肝に銘じて、働くようにとお師匠(指導教官)に言われたことを思い出します。

 読者の皆さんの周りに、「助手」「助教」の方がいらっしゃったら、ぜひ優しく接してあげてください。と言いたいがためだけのお話でした。

 

 

 

非常勤講師のお話

 こんにちは。一日、一記事を目標に、無理せず頑張っていきたいと思います。

さて、本日は私もやっている非常勤講師のお話をしたいと思います。

 大学教員の代表的な副業の一つに非常勤講師があります。要するに、本務校(勤務大学)以外の大学・専門学校等で授業をするアルバイトです。

 私の場合は、研究日に非常勤講師をしており、1日4コマ分を担当させていただいてます。ですので、非常勤講師の日は一日、授業をする大学で過ごすことになるのですが、やはり本務校との雰囲気の違い(校舎、学生、先生、事務職員の方々)は面白いなぁと感じます。

 大学が違えば、授業のルールも違いますし、学生の雰囲気もそれぞれです。同じ科目の授業をしていても反応が全く逆になるというのはよくあることです。

(私自身の経験で言えば、非常勤講師先の方がリアクションが良いイメージがあります。)

 そして、気になるお給料は、一言で言ってしまえば、大学・専門学校によりバラバラなのですが、関東私大では概ね1コマ(90分)6,000円~8,000円(助教・講師レベルの場合)だと思います。(私も3つぐらいしか実経験はありませんが、まわりの先生方のお話を聞く限りでは、上記の幅に収まっていました。)

 授業準備の時間や移動にかかる時間を考えば、時給換算したくないほどの低額になるのが現状なので、非常勤講師一本で生計を立てるのがいかに難しいかが分かると思います。

 なので、若手研究者の多くは、副収入を目的にするというよりは、キャリアアップのための教歴(担当科目の授業経験)を積むことを目的としている方の方が多いのではないでしょうか。

 なお、すごく良心的な大学では給与換算をコマ単位での経験ではなく、月額(定額)で支給していただける大学もあるそうです。しかも、授業がない月も支給してくれるという太っ腹なところもあると聞いたことがあります。(おそらく、年契約や半年契約みたいな形にしているのだと思います。)

 私の研究領域では、資格を取得するための国家試験がありますので非常勤講師の募集は結構ありますが、国家試験がない専門分野だとなかなか非常勤講師の募集がないのが現状だと思います。(教養系科目の募集は、安定してあると思いますが)

 最近、非常勤講師の方々に関するニュースをよく見聞きしますので、これから大学教員を目指す方も、自分が進む分野を考える時の参考になれば幸いです。

 

 

プロ助教という傭兵の方々

 おはようございます。わたしは、現在任期付きの助教として大学教員をしておりますが、いずれは任期なしの助教→講師→准教授→教授になりたいなぁと漠然と考えております。
 もちろん、教員としてのキャリアパスを考えると、今まで以上に研究業績と教歴を積むことに加えて、業界のメジャーリーガーの先生方とのよきお付き合いが必要になってきます。
 とりわけ、わたしの研究領域は社会科学系では新しい分野に入りますので、人と人とのつながりが重要です。
 教員を採用する側にとっても、どこの馬の骨か分からない人より顔が見えるメジャーリーガーの息のかかった人の方が安心だと思います。 
 大学教員(になりたい院生等も含む)が、このような人脈を作るためには、まずは自分のお師匠さん(指導教官)に学会や研究会などで色々な先生方や業界関係者の方々に紹介いただくのが一番手っ取り早い方法だと思います。
 (指導教官のタイプによって、非常にばらつきがありますが、誰も紹介してくれないことはないと思います。)
 このように色々な人脈から、非常勤講師のお話や公募情報・はたまた公募のお誘いがあり、大学教員としてステップアップしていきます。

 しかし、中には上記のようなキャリアパスを辿ることをせず(ドントもしくはキャント)長年、助教という職位のまま大学や専門学校を転々とされる方々が一定数いらっしゃいます。
 そのような方々は、社会科学系では国家資格がある分野の実習や実習指導を担当されることが多いように感じます。おそらく、わたしのような社会人を経て大学教員になった方々なんだろうなと思いますが、業界では「プロ助教」と呼ばれることがあるようです。
 傭兵みたいでカッコいいな思ってしまいそうになりますが、若手研究者やこれから大学教員になりたいと思っている方には由々しき問題でもあります。
 大学としては、任期付き助教というとても使い易い人材でこまごまとした実習関係業務を回せれば、万々歳ですし、採用した教員のキャリアパスを考えなくてすみます。(人件費も上昇を抑えることができます)何より、新たに新人を雇うよりはるかに高いプロ助教の方々が持つ業務スキル(もはや研究者ではない気がしますが)を享受することができるという麻薬のような魅力があるのです。
 しかし、若手研究者やこれから大学教員を目指す方々にとっては、入り口の助教の雇用枠を多いに狭められるという死活問題でもあると思います。
 特に社会人から大学教員を目指す人にとっては、セールスポイントがもろかぶりなので、非常に由々しき問題に成り得るのではと危惧しております。
 いずれ、プロ助教の方々の生態についても書いて行ければよいと思います。
 

社会人から大学教員になるためには(ざっくり概要)

  こんにちは。本日は、担当授業がないため、以前に書き溜めていたブログネタを一気に放出してしまいましたが、すべて副業(派遣バイト)ネタであったことに気づきました。

 それでは、いかんと自省を込めて、私自身も経験した「社会人から大学教員になるために」について少し書きたいと思います。

 このブログをお読みいただいている読者の方の中には、まさに「今は社会人として企業に勤めているけど、いずれかは大学教員への道を考えている」という方がいらっしゃるかも知れません。

 私は、学部(大学生)の4年次に採用試験に落ちたため、就職はせず、他大学の大学院(修士課程)に入学しました。

 大学院(修士課程)の修了の後は、そのまま博士課程に進学をしたかったのですが、当時のお師匠(教授)の金言(今のままでは、進学は無理だよというアドバイス)があり、一般企業に就職した経緯があります。

 そこから、3~4年は普通に働いていたのですが、たまたま仕事の内容が、大学院(修士課程)時代に研究していた内容に近いものだったので、5年目あたりから再度の大学院進学(博士課程)に向けての準備をし、社会人6年目で仕事をしながらの大学院生(博士課程)になりました。

 今、思えば、人生で一番きつかったのがこの博士課程に在籍していた時期だと思います。ただでさえ、本業の仕事がようやく一人前になってきたころに、博士論文の執筆をしなければならないという苦行でした。

(独身者じゃないと無理だったかなぁというのが正直な感想です。)

 博士課程在籍は基本は3年なのですが、自然科学系のそれとは違い、社会科学系の博士課程は最短3年で修了できる人なんてめったにいない状況でした。(当時は)

 だいたい博士課程の指導教官ですら、博士号をお持ちでない方の方が多い状況だったので、いわゆる「定年退職前の名誉」的な位置づけに博士号があるような時代でした。

(つい最近のことですが)

 結局、私自身は在学5年目で何とか修了することができ、博士号を取得することが出来ましたが、相当な幸運が重なった結果であったと自他ともに認めているところです。

(当時の文科省の通知で、博士をいっぱい出しなさい~という内容の御触れが各大学に出ておりました。)

 文科省の御触れと博士課程時のお師匠(教授)の定年退職が重なるというスーパーラッキーの賜物でしたので、もう一度同じスーパープレイをしろと言われても絶対に無理です。

 そんなこんなで博士号を取得した上で、転職活動(大学教員への就職)を始めたのですが、結局就職まで丸1年超かかりました。(これでも超幸運だと思います。)

 働きながらの転職活動でしたので、無職からの転職活動とは違い若干の余裕があったのも、就職活動期間を延ばした原因であることは否めませんが、絶対的に公募数に対しての応募者の割合が高すぎることがあると思います。

 社会科学系に限らず、業界でよく言われることなんですが、

・「地方私立の任期付き助教」の公募に100件以上の応募があるのは当たり前。

・応募者の基本スペックは博士号取得者で、中には海外での博士号や旧帝大博士号の取得者などの強者でさえ、応募してくるご時世(それだけ公募がない)

 という話は、今現在も良く聞く話です。

また、社会科学系の公募に限らず、だいたいの公募要件に、

・「なお、大学等の教育機関での指導経験(教員歴)がある」

という非常に高いハードルがあり、分かりやすく言い直すと、

・「大学教員になるためには、大学教員の経験が必要です」というほぼ無理ゲーな状況がございます。

 このほぼ無理ゲーなハードルを越える手段は、大学院在籍時に非常勤講師を経験するくらいしかないという、普段の仕事がある社会人学生にはなかなか難しいハードルです。

 このようなハードルを越えてかつ、上記のハイスペックスーパーマン達との闘いに勝ち抜き、ようやく大学教員になれるのが、実情です。

 またの機会に、もう少し詳しく書いていければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

副業(派遣バイト体験)part4 治験バイト③参加当日から退院まで

 さて、待ちに待った治験バイト当日です。
 当日は指定された時間(参加する治験によって違います)に病院に向かうのですが、入院中はまじで暇ですので、時間を潰せるアイテムをたくさん持参しましょう。
 スマホは当然で、出来ればノートパソコン、携帯ゲーム機、小説や参考書はたまた学生さんであれば勉学道具も良いと思います。
 ちなみに、入院先のバイト中に滞在するフロアには男性向けの少年・青年マンガ(1000冊くらい)と2台程度のTVとゲーム機(プレステ的な)は、ありますが、漫画は旧作が中心で、TVは共有なんであまり使えません。
 そんな夢一杯のバックを担いで、病院に到着すると受付を行います。受付が終わったら、私物を入れるロッカーを案内されロッカーに入っている院内服に着替えます。
滞在するフロアは、大きくだいたい10人前後が生活するベッドルームと食事や日中を過ごす共有スペース(リビングのような)の二つに別れていて、全体の広さは中程度のネットカフェ・1フロア分くらいあります。
 着替え終わり共有スペースに行くと、体温計を渡され今回の治験バイトの説明資料が配られます。
バイト参加者が、全員揃ったら担当医師からスケジュールの説明があり、治験バイト開始となります。
 ちなみに、治験バイトの初日のみ補欠参加者も数人まじっており、参加者に何かあれば交代できるような体制になっています。(参加補欠者も滞在日数分のバイトがもらえます)
 そんなこんなで、バイトが始まりますが、基本は毎日定時に治験薬を飲んで、定期的に血液を採取されるだけです。
三食けっこうがっつりな内容の食事(仕出し弁当)が出て、必ず完食しなければなりませんが、治験薬を服用するときと血液採取の時以外は、オールフリーです。
 この記事をご覧の方の中には、日に何回も注射されるんかーい!って思われるかもちですが、そこはご心配なく。
 留置針といって、超細い注射針を一回刺したら、その日は常に刺しっぱなしで、針につながったチューブから血液を採取します。この針は最初は違和感マックスですが、慣れれば痛みもなくつけているのを忘れてしまうくらいになります。
 また治験バイトの種類によっては、滞在中の尿をすべて採取なんてのもあります。
あと気になるのは、滞在中のお風呂と洗濯物ですが、フロアにはシャワーしかなく時間もだいたい15分間隔で時間が決められていますので、ご注意を。また、洗濯物は下着のみ自身での管理となりますので、パンツとシャツを2、3枚ずつ用意して、フロアにある洗濯機&乾燥機で洗濯しましょう。

一つの治験バイトにだいたい最大20人前後が参加するので仕方ないと割りきりましょう。
 あとは、ひたすら時間を持てあますことになるので、持参した暇潰しアイテムを有効利用して過ごすだけです。
 中には友達と参加している人たちやとなりのベッドの参加者と仲良くなる人もけっこういるので、自分にあったスタンスで良いと思います。
 まぁ、治験期間が長くなるほど表現できない一体感が生まれるのはまちがいないです
なお、滞在中の禁止事項は、指定エリア以外では携帯の通話禁止、外出禁止、喫煙禁止、緊急時以外外部との面会禁止くらいです。
 上記の生活を退院日までして、晴れて退院となります。
そして、気になるバイト代は、退院日もしくは後日の健康診断のあとにゲットできます。
 私からのアドバイスは、初心者の方は入院期間が少ない治験から入ると良いと思います。(慣れないとまじで暇ですので。)
 あと、実は最大の注意事項が一点あります。
それはこの治験バイトは、何と一回参加した後、3ヶ月から半年間の期間は次の治験に参加できません!(違う病院がやってる治験でも駄目です)
ですんで、ゲットしたいバイト代の金額と治験期間(どのくらい入院するか)をよく吟味して参加することをお勧めします。